タクシー運転手を目指す場合、普通免許だけでは足りず、原則として「普通自動車第二種免許」が必要です。普通免許を持っていない人が教習所に通って取得する期間は、通常の通学なら1〜3か月程度が目安です。短期集中の合宿免許なら、スケジュールによっては2〜3週間程度で卒業できる場合もあります。
タクシー運転手に必要なのは普通免許だけではない
普通免許は、自家用車などを運転するための「第一種免許」です。一方、乗客から運賃を受け取ってタクシーを運転するには、旅客を運ぶための第二種免許が必要になります。
そのため、普通免許を取得してからタクシー運転手になるまでには、一般的に次の2段階があります。
- 普通自動車第一種免許を取得する
- 普通自動車第二種免許を取得する
ただし、タクシー会社によっては、普通免許を持っている人を採用し、入社後に会社の費用補助などを利用して第二種免許を取得できる場合があります。募集条件や費用負担は会社ごとに異なるため、応募前に確認が必要です。
普通免許の取得期間は通いなら1〜3か月が目安
教習所に通って普通免許を取得する場合、仕事や学校と両立しながら進める人は、1〜3か月程度かかることが多いです。ただし、予約の取りやすさ、教習所の混雑、技能教習の進み方によって期間は変わります。
普通免許を取得する主な流れは次のとおりです。
- 教習所へ入校する
- 学科教習と技能教習を受ける
- 仮免許を取得する
- 路上での学科教習・技能教習を受ける
- 卒業検定に合格する
- 運転免許センターなどで学科試験を受け、免許証の交付を受ける
教習所を卒業しても、免許センターでの学科試験や免許証の交付手続きが残ります。卒業から免許取得までの日数は、試験場の営業日や予約状況によっても変わります。
合宿免許なら2〜3週間程度の例もある
合宿免許は、一定期間に教習を集中して受ける方式です。教習が順調に進み、予定どおり技能試験などに合格できれば、2〜3週間程度で卒業できるプランがあります。
ただし、これは教習所のプランや空き状況を前提にした目安です。技能教習で追加補習が必要になった場合や、試験に不合格になった場合は、予定より長くなります。
普通免許を取った後、第二種免許にはどのくらいかかる?
普通免許をすでに持っている人が第二種免許を取得する期間は、教習所に通う場合で数週間から1〜2か月程度が目安です。普通免許と同じく、通学か合宿か、教習所の予約状況、運転経験によって差があります。
第二種免許では、普通車を安全に運転する技術だけでなく、旅客を乗せることを想定した運転、道路状況の判断、乗降時の安全確認なども学びます。
なお、第二種免許には年齢や免許保有期間などの受験条件があります。年齢や普通免許を取得してからの期間が条件を満たしているかは、申し込み先の教習所や運転免許センターで確認してください。
免許取得からタクシー会社への入社までの期間
タクシー会社への入社時期は、免許の取得期間だけで決まるわけではありません。第二種免許の取得支援がある会社なら、普通免許を取得した段階で応募できる場合があります。
一方、第二種免許を自分で取得してから応募する場合は、次の期間を合計して考える必要があります。
- 普通免許の取得:通学で1〜3か月程度が目安
- 第二種免許の取得:数週間〜1〜2か月程度が目安
- 入社手続き・研修:会社ごとに異なる
したがって、ゼロから自分で免許をそろえる場合は、教習の進み方によっては数か月程度を見込んでおくと計画を立てやすくなります。ただし、これは一般的な目安であり、すべての人に同じ期間で取得できるとは限りません。
最短でタクシー運転手を目指すときの確認手順
取得期間を短くしたい場合は、普通免許を取る前にタクシー会社の求人条件を確認することが重要です。会社によっては、普通免許取得後に応募し、第二種免許の取得を支援してもらえるためです。
- 希望する地域のタクシー会社で、普通免許だけでも応募できる求人を探す
- 第二種免許の取得支援があるか、費用の負担条件を確認する
- 免許取得後の勤務開始時期や研修期間を確認する
- 自分で普通免許・第二種免許を取得する場合と、会社経由の場合を比較する
特に確認したいのは、第二種免許の取得費用、在籍期間などの返済条件、未経験者向け研修の有無、応募時点で必要な免許の種類です。求人に「普通免許で応募可能」と書かれていても、入社後の取得期限や勤務条件が設定されている場合があります。
普通免許の取得期間だけを見ると、通学なら1〜3か月程度、合宿なら2〜3週間程度が目安です。ただし、タクシー運転手になるには第二種免許も必要なので、実際の計画では、普通免許の取得後に第二種免許を取得する期間、または会社の取得支援制度まで含めて確認してください。







