タクシー運転手に必要な視力の基準は、第二種免許の基準で「両眼で0.8以上、かつ左右それぞれ0.5以上」です。眼鏡やコンタクトレンズで基準を満たしても構いません。ただし、視力だけでなく、深視力などの検査にも合格する必要があります。
タクシー運転手に必要な視力の基準
| 検査項目 | 第二種免許の基準 |
|---|---|
| 両眼の視力 | 0.8以上 |
| 片眼ずつの視力 | それぞれ0.5以上 |
| 深視力 | 三桿法による検査で、3回の平均誤差が2cm以下 |
この基準は、タクシーやバスなどを運転するために必要な第二種免許の視力基準です。根拠は、道路交通法施行規則に定められています。道路交通法施行規則第23条
たとえば、右目が0.6、左目が0.5で、両眼の視力が0.8以上であれば、視力の数値上は基準を満たします。一方、両眼で0.8以上あっても、片方の目が0.5未満の場合は、通常の第二種免許の視力基準を満たしません。
眼鏡やコンタクトレンズは使える?
眼鏡やコンタクトレンズを使って基準を満たせば、視力検査に合格できる可能性があります。裸眼視力が基準未満でも、矯正視力で基準を満たすことが重要です。
ただし、免許に「眼鏡等」の条件が付く場合は、運転中に眼鏡やコンタクトレンズを使用しなければなりません。視力検査を受けるときも、普段使っている眼鏡やコンタクトレンズを持参すると確認しやすくなります。
視力以外に深視力の検査もある
第二種免許では、通常の視力検査に加えて、遠近感や立体感を確認する深視力検査があります。深視力とは、物の距離や奥行きを見分ける力のことです。
検査では、一定の距離にある3本の棒のうち、中央の棒が左右の棒と同じ位置に見えたときに操作します。3回検査し、平均誤差が2cm以下であることが基準です。
視力の数値を満たしていても、深視力検査で基準を満たせなければ、第二種免許の取得や更新ができない場合があります。深視力が不安な人は、事前に眼科や眼鏡店などで相談すると、見え方の問題を確認できます。
片目の視力が低い場合はどうなる?
片目の視力が0.5未満の場合、両眼視力が0.8以上でも、通常の第二種免許の基準には届きません。片目が見えにくい、視野が欠けている、片目をほとんど使えないといった場合は、単純に両眼の視力だけで判断できないことがあります。
病気やけがによる視力・視野の状態には個別の確認が必要です。自分で合否を決めず、運転免許センターの適性相談窓口で、現在の視力や視野の状態を伝えて確認してください。
タクシー運転手を目指すときの確認手順
- 眼鏡やコンタクトレンズを使う場合は、普段使用しているものを準備します。
- 運転免許センターで、第二種免許の適性試験に必要な視力と深視力を確認します。
- 視力が基準に届かない場合は、眼科で視力低下の原因や矯正方法を相談します。
- 矯正後の視力でも基準を満たせるか、再び免許センターで確認します。
タクシー会社が独自に健康診断や運転適性の確認を行うこともあります。第二種免許の基準を満たしていても、応募先の採用条件が別に定められている場合があるため、応募前に会社へ確認しましょう。
まとめ
タクシー運転手に必要な第二種免許の視力基準は、両眼で0.8以上、左右それぞれ0.5以上です。眼鏡やコンタクトレンズによる矯正は可能ですが、深視力検査も受ける必要があります。
まずは普段使っている眼鏡やコンタクトレンズを用意し、運転免許センターで視力と深視力の適性基準を確認してください。







