タクシー運転手の履歴書の資格欄には何を書けばいい?

タクシー運転手の履歴書の資格欄には何を書けばいい?

タクシー運転手の履歴書の資格欄には、まず取得している運転免許を正式名称で記載します。普通自動車第二種運転免許を持っていれば最優先で書き、未取得の場合は普通自動車第一種運転免許を記載したうえで、二種免許の取得状況を正確に伝えましょう。

資格欄に最初に書くのは運転免許

タクシー運転手の応募で特に確認されるのは、旅客を運送するための第二種運転免許です。すでに取得している場合は、資格欄の上段に記載します。

取得している免許 記載例
普通自動車第二種免許 普通自動車第二種運転免許 取得
普通自動車第一種免許 普通自動車第一種運転免許 取得
AT限定の免許 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得

履歴書では、免許を取得した年月も付けて「2022年6月 普通自動車第一種運転免許 取得」のように書くのが一般的です。履歴書全体で西暦か和暦のどちらかに統一してください。

第二種免許を持っている場合の書き方

普通自動車第二種運転免許を取得済みなら、次のように書けば問題ありません。

記載例:2024年5月 普通自動車第二種運転免許 取得

第一種免許も取得している場合、資格欄に両方を書くかどうかは応募先の指定によります。第二種免許だけでも運転資格は伝わりますが、取得した免許を漏れなく示したい場合は、次のように両方を記載できます。

  • 2020年4月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得
  • 2024年5月 普通自動車第二種運転免許 取得

AT限定であることが免許証に記載されている場合は、省略せずに書きます。応募先が使用する車両や勤務条件によって、AT限定の扱いが異なる可能性があるためです。

第二種免許を持っていない場合はどう書く?

第二種免許が未取得でも、求人によっては入社後の取得を前提に応募できる場合があります。ただし、資格欄に取得済みのように書いてはいけません。

未取得の場合は、保有している第一種免許を記載します。取得予定が応募先に伝えている内容であれば、資格欄や本人希望欄などに「普通自動車第二種運転免許取得予定」と補足できます。

記載例は次のとおりです。

  • 2021年8月 普通自動車第一種運転免許 取得
  • 普通自動車第二種運転免許 取得予定

ただし、「取得予定」と書く場合は、試験を受ける時期や会社の支援制度など、実際に決まっている内容に限ります。まだ具体的な予定がない場合は、取得済みの免許だけを記載し、面接で二種免許の取得意思を伝える方が正確です。

運転免許以外に書ける資格

タクシー業務に関係する資格や講習の修了歴があれば、運転免許の後に記載します。ただし、取得していない資格や、受講していない講習を「取得予定」として追加してはいけません。

  • 大型自動車第二種運転免許
  • 大型自動車第一種運転免許
  • 中型自動車免許
  • 普通救命講習の修了
  • 運行管理者資格
  • 外国語検定や語学資格

大型・中型免許は、応募するタクシー会社で使う車両や業務に関係する場合にアピール材料になります。語学資格は、外国人の乗客への対応を重視する会社や地域では、接客面の強みとして伝えられます。

一方、タクシー業務との関係が薄い資格でも、取得済みで応募先に役立つ可能性があるものは記載できます。資格が多い場合は、運転、接客、安全、語学など、仕事との関連が強い順に並べると読みやすくなります。

資格欄に書かないほうがよい情報

資格欄には、資格や免許の名称、取得年月、必要に応じた限定条件を書きます。次のような情報は、資格欄ではなく別の欄や面接で伝える内容です。

  • 運転歴の年数
  • 無事故・無違反の年数
  • 前職で担当した地域や乗客数
  • 運転に自信があるという自己評価
  • まだ取得していない資格を取得済みとする記載

無事故・無違反の実績や営業経験は、職歴欄や自己PR欄に書くと強みになります。資格欄に文章を詰め込まず、免許と資格を分けて整理しましょう。

資格欄の記載例

第二種免許を取得済みの場合

2020年4月 普通自動車第一種運転免許 取得
2024年5月 普通自動車第二種運転免許 取得

第一種免許のみの場合

2021年8月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得

二種免許の取得予定が具体的に決まっている場合は、次のように補足します。

普通自動車第二種運転免許 取得予定

二種免許と語学資格がある場合

2019年3月 普通自動車第一種運転免許 取得
2023年10月 普通自動車第二種運転免許 取得
2022年12月 実用英語技能検定2級 取得

提出前に確認するポイント

資格欄を書き終えたら、免許証や資格証明書を見ながら、名称と取得年月を確認します。特に第一種と第二種、普通・中型・大型、AT限定の有無を取り違えないことが大切です。

  1. 保有している運転免許を免許証で確認する
  2. 正式名称と取得年月を記載する
  3. AT限定などの条件があれば付け加える
  4. 二種免許が未取得なら、取得済みのように書かない
  5. 求人票に免許の種類や取得条件の指定がないか確認する

タクシー会社によっては、二種免許を入社後に取得できる制度や、応募時点で求める免許の条件が異なる場合があります。資格欄を作成する前に、求人票の応募条件と、自分が取得済みの免許が一致しているか確認してください。

迷った場合は、取得済みの免許を正式名称で書き、未取得の二種免許は「取得予定」などの事実に合わせて補足するのが基本です。